20240718-21

Jazz inJuly

RS Piano Trioとしてシンガポールのジャズフェス “Jazz in July”に出演してきました。初日はフェスの公式ジャムセッション(楽しかった!)、翌日がフェス出演本番という流れ。

夜中までセッション盛り上がってました

諸事情あって今年からRSに参加することになり、コンテストには出場してないけどレコーディングとツアーから参加するというおいしいとこだけもらっちゃったパターン*1。なんかすいません。

後から参加しておいて傍島さん、たくやさんにはさんざん文句言いましたが(ヒドい)、そこからの猛練習、そして晴れの舞台での見事な演奏にちょっと涙出そうでした。仕事を持ちながら夢を叶えたお二人、心から尊敬します。

野外ステージの盛り上がりがすごい

一緒に出演したYNQ、どんくるり。どちらも本当に素晴らしかった!YNQ中根くんたちのパフォーマンスは世界どこに行ってもオーディエンスを楽しませてくれるもの。どんくるりはもうファンになりました。こんなんフェスで聴いたら最高すぎでしょ。

生音の美学ももちろんあるけど、デカい空間、デカい音でジャズ聴くのも最高ですね、と改めて思いました。PAチームの質の高さもあって、とてもいいフェスでした。

ミュージシャン仲間がステージに上がるのを見送って、バッチバチに客席盛り上げてるのを見守るのもいいもんですね。バンド名がコールされて、歓声の上がる中を小走りでステージに上がる姿にはキュンとしました。運動部のマネージャーとかってこういう気持ちなんすかね。

独立記念日が近いこともあって、演奏の合間には野外ステージの向こうにド派手な花火がどっかんどっかん上がる演出。楽しかったー。

独立記念日をこうして盛大に祝うのは、多民族多宗教であるシンガポールをひとつにまとめるためでもある、と現地の方。

シンガポールって華僑の文化なんだと勝手に思いこんでいたけど、中華、インドネシア/マレー、ヨーロッパ、インド、アラブ圏が共存しているすごい国でした。それが端的に表れるのが建築で、カトン地区のプラナカン建築は興味深いもの。その中に日本語もけっこうあって、このごちゃ混ぜの状況がひとつの国家でいられることが驚異。

なるほど法律が厳しいのは、文化よりも上位に法を置いて、法をもってバランスを保つためなんだなーと現地に来てはじめて理解。良し悪しあるけど、国家が安定するとはどういうことか、と考えるきっかけになりました。

チキンライスセット。6ドル!

シンガポールの食べもの…というのはあまりなかったけど、その中でチキンライスとラクサが食べられたのはよかった。やっぱ東南アジアなので米緬おいしいですね。

チキンライスはチャイナタウンのフードコートみたいなところで食べ、翌日フェスのお弁当でもう一度食べました。後者のほうがおいしかったけど、ヴィトンやコーチの売り場がある向かいにごっちゃごちゃのきれいではない食堂が展開されてる中で食べた前者もおもしろかった経験。一応室内なんだけど、カラスが暴れてた。

フェスが全部終わって、会場を出る直前にタイガービールをキンキンに冷やしておいてくれたのが最高でした。湿気がすごいので薄いビールがおいしいことおいしいこと。夜はアルコール類を売ってる場所がなかったので、用意しておいてくれた運営チームの心遣いに感謝するばかり。

今回は小美濃にしては甘いもの少なめだったのですが、フェス会場で売ってたココナツシェイクにココナツアイスをトッピングしたやつ、24時間空いてるカフェで食べたパイ生地にあんこ挟んだやつは絶品でした。

けっこう日本の食文化も入ってて、おもしろかったのが食パンのポジション。日本的な食パンのトーストがおしゃれカフェのナイスな朝食に位置づけられてて、しかも美味しかった。

八百屋さんに転がってる段ボールには「おいしいなし」って書いてあったり。居酒屋や焼肉屋もけっこう多くて、日本人も住みやすいかも。実際駐在されてる方も多いんだろな。

カトン地区にあった居酒屋

以下、シンガポールで食べたもの。

初めて訪れた国では必ずマクドナルド実態調査を実施します。バターミルクチキンサンドは甘辛いソースにパイナップルという南国仕様でおいしかった。ただしポテトは揚がりすぎてて硬い棒でした。


*1 このパターン、こないだもう一個あった気がする…

コメントする