なんと2ヶ月以上も更新されていない当ブログです。なぜこの有様かというと、単純にくっっっっっっっっっそ忙しかったからです。なんならまだ忙しいです。仕事しかしてないのでブログに書くようなこともなかったのです。ようやくひと息ついたので、ちょっとくらい更新しとこうかな、というアレです。
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とあるホールでの演奏の日。
お手洗いに立ち、洗面台で手を洗う。手をかざすと自動でお湯が出る親切設計で、さすが新しいホールだなぁと感心。蛇口のとなりの蛇口(蛇口?*1)も、自動で石けんの泡が出てくる仕組み。
タオルを楽屋に忘れていたので、洗い終わった手を振ってぴっぴっぴっ、と水を切る。最後のぴっ、くらいで石けんサイドの蛇口が反応し、もこもこと泡が出てくる。あ、泡ついちゃった、ともう一度手をすすぎ、ぴっぴっぴっと水を切るとまた最後のぴっ、くらいで泡が出る。いやいや、もう君はいいんだよ、と手をすすいでぴっ(以下略)
3回くらい繰り返したところでこのままではいけないと思い、素早く水を切って立ち去る覚悟を決める。ぴぴぴっと水を切り、泡が出る前に素早く手を引き抜く…
南無三、引き抜く手のスピードが速かったが故に、急襲する泡が手の端に乗り加速度をもって跳ね、衣装の黒いシャツに乗り、あああああああああああもう!!!!!と指先で拭ってちょっとだけ手をゆすぎちょっとだけぴぴぴっとしてお手洗いを出たのであった。
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誰かにすぐこの話をしたかったけど、この日はほぼはじめましてのクラシック奏者のみなさまとのコンサートでスーパーアウェイな環境でもあり、あのお手洗いの泡がですね、という言葉をグッと飲み込んで演奏に臨みました。素晴らしいコンサートでした。
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あとヨーロッパに久しぶりに行きました*2。やっぱ小麦とチーズはおいしいです。野菜はほとんど食べてません。悪天候で断念したウィーン、行きたかったなぁ。
*1 あれ蛇口って呼んでいいんすかね。曲がってるから蛇口でいいのかな。
*2 SNSに書いたらいろんな人に怒られそうなので書かず、この記事でも本筋から外れるのでこっちにこっそり書きますが、パリで行ったジャムセッションは本当にしょうもなかった。ベルリンもコペンハーゲンもヴロツワフも上手い人しかいなかったのに。パリのジャズはあんまり…とは聞いていたけど、うーん。スタープレイヤーはいるけど、ローカルジャズシーンは…ということなのかなぁ。