小美濃トリオの半年ぶりのライブ。よもや満席になるとは全く思っていなくて、びっくりするやらありがたいやら。なになになんでなんでどこの誰が来てるの、と混乱していたので、演奏はあっという間に過ぎていった感じ。
1stは瀬田くんにベースの音が全然聞こえてなくて、妙に淡々とした演奏になった*1*2。考えてみればそりゃそうで、ピアニストはグランドピアノの大きな躯体を挟んだ向こう側のベーシストの音を聴こうとしている。デカい音のする楽器を挟んだらそりゃベースは聞こえにくくなる。この配置がピアノトリオの配置として適しているのか、改めて考え直してもいいかもしれない*3。
図太くなったのか、事故が起きてもたいして気にならなくて、演奏中のリスクを厭わなくなった。大枠で音楽が成り立っていればいいので、事故はもはや事故じゃない、というところまで来た。事故とは何なのか一周まわってわからないところまで来ればまぁまぁだな。
Golden Rain
MCで紹介しといて、どのCDだか忘れてたやつ。ほんと曲らしい曲はないんだけど、数少ない曲っぽい曲のGolden Rainが素晴らしい。
*1 それがよかった、という声もあるので棚ぼたである。
*2 モニター環境を整えてから始めた2ndセットの1曲目、瀬田くんの「聞こえる!!!!」で噴いた。演奏の変わりっぷりにも笑った。
*3 ピアニストの背中側にベーシストとドラマーが配置されるパターンもあるけど、ピアノの生音は明後日の方向にいっちゃうので難しい。うーん。