譜面台エクステンションを自作しました。楽器ケースのポケットに入るやつ。
自分で切ったので切り口が全部曲がってます。家出るまで10分しかない!ハサミで切ってテープでつなぐ!おしまい!みたいな作り方で済ますのやめたい。長い譜面たくさん読むので使ってみて、いけそうだったらきれいに切ろう。
筋肉で覚える
コントラバスの弾き方を教えたり、アンサンブルクラスでピアニストにねちねち文句言ったりしています。
最近はどのレッスンでも「筋肉で覚えてください」しか言ってない。遠回しに「頭でわかるだけじゃなくて手動かして練習してください」と言ってるだけなのでみんな練習してください。
レッスンの内容は、頭で抽象的に理解できる。でも抽象的な概念→動作への変換にはリソースを使うので、余裕がなくなるし、時に失敗する。それが思考を介さずに動作し、脳のリソースをほかに振り分けられるようになるには、筋肉に叩き込むしかない*1。
ノールックでも部屋の照明のスイッチが押せるように、コントラバスもノールックで左手のシフティングができるようにならないと正しいピッチでの演奏は実現しない。
筋肉の角度、筋肉の張り、筋肉へのストレス、筋肉の移動、筋肉のベクトル。これらのパラメータの変化でピッチを捉える。なんでもいいから音楽はまず筋肉。思考を筋肉に流し込むとき、解釈がはじめて音楽になる*2。
*1 それはつまり脳に叩き込むことに他ならないけど、ものの例え。
*2 そこまでではない。