Contra Banda
どこをどう切り取っても名盤。家に戻ってきてからずっと聴いてる。ほかのCD聴く気にならん。
昼も夜も打ちのめされている
いったい「沢田穣治」は何人いるのか。これとあれとそれを同じ人物がつくっているのか……。どうやったらこんなに音楽が無限に広がるのか。くー。
「往復書簡」、エレクトロニクスは(個人的な趣味で)聴けるかどうか一抹の不安があったけど、結局たっぷり聴いている。電子音が記憶と結びついて、架空の思い出を呼び起こす。電子音がそうしているのではなく、自分が記憶を「探している」のは重々承知。音楽の作り手が物語をつくらなくても、聴き手が能動的にそれをつくる。聴き手に委ねられている。繰り返されるモチーフが海に溶け、見たことのない「思い出」を釣り上げてくる。体験したことない感覚。いや体験したことあるかもしれないけど、自覚したのは初めてだ。くうううううう。
ラーメンを我慢したし担々麺も我慢した
リハから本番までちょっとだけ時間があり、車を安いコインパーキングに泊めなおした目の前に担々麺屋さん。この外食が現金を脂肪に変えると言い聞かせ、会場に戻る途中にシンプルな中華麺屋さんを見つけ、その満腹が集中力を怠惰に変えると言い聞かせ。家に帰ってから、お味噌汁と梅酒のお湯割りだけ。えらい。
なお今日の写真は、古くて汚れた眼鏡をいかに意味ありげに見せるかの加工の練習。