コントラバス歴20年にしてついに理解
スピロコアは弾きやすかった。
この楽器始めて此の方20年ちょい。ド定番の弦の銘柄であるスピロコアがとにかく弾きにくくて、定番じゃない弦ばっかり張ってアウトロー気取りでした(弾きにくかったのは本当)。が、突然弾きやすくなった。たぶんそこそこ掴めた。
とはいえ、なんで掴めたのかさっぱりわかんない。最近の変化といっても、理論の本を読んだとか筋トレを始めたとか髪が伸びたとか、それぐらい。たまたまジャズの仕事が続いたから?お盆休みで楽器触らなかったから?うーん。
アンプとかマイクの相性がハマった説を疑ってみたけど、生音でも大丈夫だったからたぶん違う。
練習して身についたものじゃないので、忘れたら終わり。やっぱり練習で身についたものこそ正義である。練習しよう。来月から。
高田ひろ子トリオ歴10年
誰も見てない当日記ですが一応宣伝するよ!
もうすぐ活動歴10年になろうという高田ひろ子(piano)トリオ (w/岩瀬立飛drums)のアルバムがついにできました。
https://ventoazul.shop-pro.jp/?pid=170184314
テイク選びが相当難航してたので、こりゃ年明けリリースかな…と思ったら急転直下の10月26日リリース。来月じゃないすか。五島昭彦師によるライブ録音。生々しく録れてます。
CDの宣伝なのになんですけど、この録音から一歩前に進んでしまっています。なのでライブもCDも聴いていただけると、「はーほんとにこのトリオは同じ曲を同じように演奏できない人たちなんだな…」ということがおわかりいただけるかと思います。ザ・出たとこ勝負。
このTrioのはじまりは、2013年4月7日。
もうすぐ10年にしてやっとアルバムにすることが出来た。
何年も前からCDにしたい思いは山々であったが、このトリオ、ライブのたびに同じ曲が全く違うものになるし、今日が最高だったと毎回感じる。
どこかの時点で、今、CD化すると決められるのか、不可能に思えるのだ。
しかし、もう四の五の言っていられない、決めるしかない!と、2日間のライブレコーディングを決行した。
果たして、小美濃悠太・岩瀬立飛両氏は、縦横無尽に駆け巡り、音楽に魂を傾けてくれた。
私が書いた曲をよい音楽にするべく、お二人がエネルギーを注いでくれる。
こんな幸せなことはない。
レコーディングを心待ちにしていてくれたオーディエンスにも恵まれた。
もう一つ、踏み切れたのには、五島さんという凄腕エンジニアの存在が大きい。
このトリオのスタジオ録音という選択肢は私にはなかった。
かといってライブ録音は難しすぎると思っていたが、神業を持つ人が現れたのだ。
やはりライブなので、いろんなことが起こっている。
それらもひっくるめて、楽しんでいただけるとうれしいです。
その後のライブでは、やはりまた、今日が今までで最高によかったかも、と思う演奏が続いているのであった。
なので、またライブでも聴いてください。(高田ひろ子)
高田ひろ子 (p)
岩瀬立飛 (ds)
小美濃悠太 (b)
1. 秋音(Akine)2. ペルセウス流星群(Perseid meteor shower)
3. 桜、散る(Falling Cherry Blossoms)
4. Es Muss Sein
5. 遠い道程(A Long Way to Go)
6. 1003
All Composed by Hiroko Takada
Recorded on April 6.7. 2022 at cooljojo jazz+art
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