20230203

車で移動するエリアの国道を歩くのが趣味です。千葉のあたりは特に趣深くて、冬の木枯らしなど感じられればなおよろし。ゆったりした街路のつくりと人工物の寂寥が見られる、平日昼間のニュータウンなどもよい*1

千葉に住んでいて、東京のジャズ研に遊びに行き、帰りの電車で寝過ごして目が覚めるとそこは終点・東葉勝田台。泊まるお金もないので、ベースごろごろ転がして西千葉まで6時間歩いて帰ったことがありました。

国道16号というのをずるずる上っていくといずれ千葉市内に入ることになっておるわけですが、国道沿いにあるのは車屋車屋車屋車屋車屋車屋。軽自動車、中古車、中古の軽自動車、軽自動車、新車、中古車、軽トラ、レンタルビデオ屋。

ただ歩くしかないところに放り出されて、何か人生について考えながら歩いた気がします。それから、時々歩いてみたくなるのです。


駅からてくてく歩くこと20分、市原のCanonは今日も木の鳴りがよくて、楽しいライブでした。何だかんだみんなカッコいいよね。

おれたちどうなっちゃうのかな、なんて言いながら市原のホテルで演奏してた人たちが、それぞれに生き残って、今でも楽しく演奏できているのは感慨深いもの*2。 

しかし小暮さんが52歳なんて!15年くらい何も変わってないのが信じられない(五十肩以外)。お世話になったJazz in Blueのマスターも遊びに来てくれて、みんなお変わりなくてよかった。居心地よくてありがたいことです。


*1 昼間人口が少ないので、ちょっとだけ見てはいけないものを見てる感じもある。あるよね?ないか。

*2 今も同じようなもん説ある。

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