旭川のお隣、東川町というところで鬼武みゆきさんのお仕事。高校生国際交流写真フェスティバルの開会式での演奏。一年にわたって東川に通い、四季を見つめて作ったテーマソングだそう。手間と時間をかけて作曲する鬼武さんもすごいし、それを受け入れる自治体もすごい。
山の雪解け水の質がとてもいいそうで、蕎麦も酒も米もバツグン。開会式の会場になったせんとぴゅあではギャラリーがいくつもあり、優れたデザインや絵画の展示に溢れていて、人口8,000人の自治体としてはかなり文化への理解と投資がすごいのではないかという印象。
あとでタクシーの運転手さんに聞いたところによれば、北海道の中でも人口増加率はトップクラスで、移住者が多いのだとか。空港が近くて街並みもきれいだし、納得。
東川神社。幹線道路沿いにあるのに、鳥居をくぐると空気がガラッと変わる。古ーい建物は独特の意匠で迫力があった。
なお、ここまで歩いてくる20分の間にソフトクリームふたつ食べた。道の駅で北海道の牛乳を使ったやつを食べ(これは当然の流れ)、そのあと通った豆腐屋さんで豆乳ソフトを見つけ、さすがにさっき食べたしなぁ…と思っていたらルイスさん(trumpet)が「大丈夫大丈夫、もうひとつ食べても大丈夫」と言っていたのでじゃあ大丈夫か、ということで購入。大丈夫だったしさっぱりして美味しかったです。
持続可能な範囲で、新しく文化をつくり、育てていこうという方向性がはっきりしているところが素晴らしかった。比較的税収の多い自治体だからできることではあるけど、それにしても注目すべき事例のひとつだと思う。
先に東京に帰るルイスさん、立飛さん、北村さんを空港まで送る途中。闇に変わる直前のきれいな青。
全然音楽のこと書いてなかったけど、見事にオールスターメンバーでめちゃくちゃ楽しかった。各国の高校生がたくさん話しかけてきてくれて、楽しんでくれた様子でよかったよかった。凄腕ぶりをサラッと見せる恐ろしさよ…。